畑岡奈紗はイーブン発進「最後、バーディーでイーブンに戻せたのは大きい」全米女子OP

2022年06月03日 03:33

ゴルフ

畑岡奈紗はイーブン発進「最後、バーディーでイーブンに戻せたのは大きい」全米女子OP — 9番でティーショットを放つ畑岡（AP） Photo By ＡＰ

【米女子ゴルフツアー　全米女子オープン第1日（ 2022年6月2日ノースカロライナ州パインニードルズGC＝6638ヤード、パー71 ）】メジャー初制覇を目指す畑岡奈紗（23＝アビームコンサルティング）は5バーディー、3ボギー、1ダブルボギーの71で回り、初日をイーブンで終えた。この日は変則の9番スタート。第2打をピンそば90センチにつけて幸先良くバーディー発進。その後、12番で左に曲げた第2打が松葉の上に。アプローチも寄らずダブルボギーとするも15番パー5で第3打をピン左1メートルにつけてバーディー、17番でもバーディーを奪い、前半の9ホールを1アンダーで折り返す。

　後半はボギーが先行するも最終ホールとなった8番で第2打を約1メートルにつけ、バーディーフィニッシュで終えた。「途中は苦しい展開だったんですけど最後はバーディーでイーブンに戻せたのは大きいと思います」。ティーショットはさすがの安定感を見せたが、畑岡自身は「少しフックの要素が強いボールだったので引っかけないように気をつけてやっていた。気持ち良く振れてるスイングではなかったと思います。最後はマネジメントが大事になると思います」と話していた。

　予想最高気温が36度の猛暑の中、緑のポロシャツ、白の短パン姿でプレー。先月31日にはメジャー10勝のソレンスタム（51＝スウェーデン）と練習ラウンドする機会に恵まれ、メジャーで勝つための心構え、技術を存分に吸収してきた。昨年はプレーオフの末、笹生に敗れたこの大会。メジャー初制覇への戦いが始まった。