通算8オーバーの渋野日向子は予選落ちが決定的「きょうも1日、良いところなしで終わった感じ」

2022年06月04日 03:58

ゴルフ

通算8オーバーの渋野日向子は予選落ちが決定的「きょうも1日、良いところなしで終わった感じ」 — 渋野日向子（AP） Photo By ＡＰ

【米女子ゴルフツアー・全米女子オープン第2日（ 2022年6月3日　ノースカロライナ州パインニードルズGC=6638ヤード、パー71 ）】 125位から出た渋野日向子（23＝サントリー）は2バーディー、5ボギーの74で回り、通算8オーバー。巻き返しを期した第2ラウンドもスコアを3つ落とし、ホールアウト時点で132位と予選通過は絶望的となっている。

　9番スタートのこの日も11、12番、14、15番と2度の連続ボギーがあり、前半から苦しい展開。難易度の高い17番で2打目を2メートルにつけて最初のバーディーを奪うが、ハーフを通算8オーバーで折り返す。後半5番では7メートル近いバーディーパットを沈めて1つスコアを戻すも、7番で再び3パットのボギー。最後までスマイルは見られなかった。

　「きょうも1日、良いところなしで終わった感じですね。あれだけカットラインより下だったので攻めなきゃいけないという気持ちもありながら、安全にいかんといけないっていう気持ちも混ざって良く分からん感じです」と振り返った。

　持ち味を発揮できなかった2日間。ウェッジの距離感が合わず、スコアメークに苦しんだ。「寄せたいと思って力んでしまって左に外す場面が多かった。ウェッジの距離感が合わなかったら何が他に合うんだって感じなんで」と悔しそう。収穫があったとすればドライバー。「ドライバーは明らかにきのうの前半よりは凄く良くなっていたと思うので、プラスにとらえたいです」と話していた。