二所ノ関部屋、名古屋場所に向け稽古再開 2面土俵で力士ら、玉の汗

2022年06月07日 17:44

相撲

二所ノ関部屋、名古屋場所に向け稽古再開 2面土俵で力士ら、玉の汗
稽古場で指導する二所ノ関親方(右) Photo By スポニチ
 5日に部屋開きを行った大相撲の二所ノ関部屋が7日、茨城県阿見町の同部屋で名古屋場所(7月10日初日、ドルフィンズアリーナ)に向けた稽古を再開した。
 前日には式典用に壊していた2面土俵の1面を作り直し、幕下・友風、宮城ら9力士が汗を流した。しこ、すり足など基礎動作を入念に行い、土俵を2面使って申し合いを実施。午前9時半から2時間、中身の濃い稽古だった。師匠の二所ノ関親方(元横綱・稀勢の里)がトップチームとユースのピッチが隣接する地元・茨城県を拠点とするJリーグ鹿島アントラーズの練習場を参考に、縦約8メートル、横約16メートルの稽古場に土俵を2面常設。この日も一度に9人が土俵で申し合いを行う効率良いメニューを消化した。

 代表取材に応じた二所ノ関親方は「非常に効率のいい稽古で、ようやく始まったかなと。いつも通り、気合入った稽古でした。(土俵が)2面だと、調整組みとしっかりやる組と分けたりすることで効率よくできる。力士が一番いい稽古をできる環境作りをしっかりとやっていきたいですね」と話した。

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