サーフィン池田美来「楽しさ味わえた」世界ジュニア初出場で銅メダル

2022年06月07日 20:45

サーフィン

サーフィン池田美来「楽しさ味わえた」世界ジュニア初出場で銅メダル
サーフィンの世界ジュニア選手権の女子16歳以下の部で銅メダルを獲得し、成田空港に帰国した池田美来(前列中央)ら日本代表勢 Photo By スポニチ
 3年ぶりに開催されたサーフィンの世界ジュニア選手権(エルサルバドル)で、日本勢唯一の表彰台となる銅メダルを獲得した女子16歳以下の部の池田美来(みらい、14)が7日、成田空港に帰国。「優勝を狙っていたので悔しいが、初めての世界戦で雰囲気やチームで戦う楽しさを味わえた」と振り返った。
 今大会が初の海外での実戦でもあった池田。波のサイズや質、30度にも及ぶ水温など、日本とはまるで異なる環境での大舞台となったが、1回戦から一度も敗者復活戦に回ることなく勝ち上がって決勝へ。その決勝では8点台や7点台をそろえた上位2人に及ばず、「大きな波だとまだまだ安定しない。もっとトレーニングをしないと」と課題も出たが、初出場で堂々たる結果を残した。

 両親がウインドサーフィンをしていた影響で、幼少時代から地元の静岡県御前崎市の海でサーフィンを開始。小6でプロ資格を取得し、現在も地元の公立中に通いながら競技生活に励む。帰国したばかりだが、あす8日にはプロツアーの国際大会出場のため、インドネシアへ出発予定。世界を飛び回るスーパー中学生は「パリ五輪に出て金メダルを獲りたいし、(プロ最高峰の)CT(チャンピオンシップツアー)にも出たい。達成できたらサーフィン界に貢献できる」と輝く“美来”を想像した。

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