国枝 年間グランドスラムへストレート白星

2022年09月09日 04:00

テニス

国枝 年間グランドスラムへストレート白星
車いすの部男子シングルス1回戦でプレーする国枝慎吾=ニューヨーク(共同) Photo By 共同
 【テニス全米オープン第10日   国枝2ー0ジェラール ( 2022年9月8日    ニューヨーク ビリ―・ジーン・キング・ナショナル・テニスセンター )】 車いすの部男子シングルス1回戦は年間グランドスラム(4大大会全制覇)を狙う第1シードの国枝慎吾(38=ユニクロ)がヨアキム・ジェラール(33=ベルギー)を6―3、7―5で破り、準々決勝に進んだ。女子シングルス準々決勝ではベラルーシ出身のアリーナ・サバレンカ(24)がカロリナ・プリスコバ(30=チェコ)に6―1、7―6で勝ち、2大会連続で4強入りした。
ピンチでのしぶとさが際立った。国枝は第2セットで4―1から4―5と逆転を許した。それでも「何かを変えないと」と、より深いショットを選択し、3ゲーム連取でけりをつけた。「しのげたのは良かった」と王者の貫禄を漂わせた。

 ウィンブルドン選手権後は大会に出なかった。約2カ月ぶりの実戦で試合勘にやや不安を抱えていただけに「4大大会の1回戦は毎回硬くなるし、割といい試合だった」と胸をなで下ろした。

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