水戸龍が申し合い6番 多くの関取衆と稽古できる貴重な場で充実の表情

2022年10月22日 20:18

相撲

水戸龍が申し合い6番 多くの関取衆と稽古できる貴重な場で充実の表情
朝乃若(右)と申し合い稽古を行う水戸龍(撮影・前川 晋作) Photo By スポニチ
 大相撲秋巡業が22日、山梨県甲府市のアイメッセ山梨で行われ、幕内・水戸龍(28=錦戸部屋)が関取衆の申し合い稽古に参加した。
 十両・北の若(21=八角部屋)と2番、幕内・宇良(30=木瀬部屋)、一山本(29=放駒部屋)、十両・朝乃若(27=高砂部屋)、栃丸(30=春日野部屋)とそれぞれ1番ずつの計6番取った。得意の右四つに組み止めて一山本を寄り切るなど力強さを発揮。ぶつかり稽古では、地元・山梨県甲府市出身の幕内・竜電(31=高田川部屋)の胸を借りた。新入幕だった秋場所は5勝10敗と負け越したが、九州場所(11月13日初日、福岡国際センター)で十両の番付から再入幕を目指していく。

 所属する錦戸部屋には力士が水戸龍1人しかおらず、部屋では申し合いどころかぶつかりも一丁押しもできない。そのため、巡業は多くの関取衆と稽古できる貴重な場。土俵外でも他の力士と胸を合わせて実戦感覚を養うなど体を動かし、久々の大勢での稽古を楽しんでいるような充実の表情も見せていた。

 同部屋には来春1人の中学生が新たに入門する。本格的な相撲経験はないようだが、待望の弟子となる。今後の成長次第では、水戸龍の貴重な稽古相手になるかもしれない。

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