ウィザーズは9点差でウォリアーズに敗れる 八村は3P2本で16得点 カリーは41得点
2023年01月17日 07:54
バスケット
第3Q終了時点では93―93。ウィザーズは第4Qの2分29秒では8点をリードしていた。しかしその後の接戦をものにできず、最終クオーターのスコアは25―34。大詰めではウォリアーズのオフェンスをくい止めることができなかった。
八村塁(24)は26分の出場でフィールドゴール(FG)の成功は9本中7本(うち3点シュートは3本中2本)で16得点と1リバウンド、2アシストをマーク。1試合のFG成功率(77・8%)は今季2番目にいい数値だった。この日は第1Qの5分11秒からコートに登場。このクオーターの残り41秒、正面からのドライブで左手でレイアップを決めてこれが初得点となった。
第2Qに入ると速攻からのダンクと左コーナーからの3点シュートを決めてオフェンスに絡み、前半では7得点を挙げた。第3Qではプルアップからのジャンプシュート2本とフローター1本を決めてこのクオーターは6得点。第4Qの開始早々にはこの日2本目の3点シュートを決めて16得点をマークしたが、残り6分33秒にベンチに退くとその後の出番はなかった。
2ケタ得点は出場28試合目で21回目。3点シュートを複数本決めたのは5試合ぶりとなった。ただし出場時間帯のチームスコアはマイナス8。プラスにならなかったのは今季18試合目となった。
八村の今季の成績は平均12・9得点(昨季11・8)、4・4リバウンド(同3・8)、シュートの成功率はFGが49・2%(同49・1%)、3点シュートは34・6%(同44・7%)となった。
ウォリアーズは22勝22敗。ロードでは今季22戦で5勝目を挙げ、昨季のファイナルでMVPとなったステフィン・カリー(34)が6本の3点シュート(試投15本)などで41得点、ジョーダン・プール(23)も7本の3点シュート(試投13本)を成功させ、前半の26得点を含む32得点を稼いでチームを引っ張った。カリーが40得点以上を記録したのは今季4回目(最多は50得点)。3点シュートを6本以上決めたのは6試合ぶりで今季11回目となった。
なおこの試合に先立ってシャーロット(ノースカロライナ州)で行われた一戦では、東地区全体首位のセルティクスが同最下位のホーネッツを130―118(前半66―55)で退けて33勝12敗。内転筋を痛めているジェイレン・ブラウン(26)は3試合連続で欠場したが、ジェイソン・テータム(24)が7本の3点シュートを成功させ、今季自己最多の51得点を挙げてチームの7連勝に貢献している。
<八村の全オフェンス>
▼第1Q(出場6分49秒=2得点)
(1)11分19秒・正面からドライブして左手でレイアップ=○(アシスト・クーズマ)
▼第2Q(出場7分28秒=5得点)
(2)5分46秒・速攻から左コーナーで3点シュート=×
(3)7分47秒・速攻から左サイドを疾走。両手でダンク=○(アシスト・ポルジンギス)
(4)9分29秒・左コーナーから3点シュート=○(アシスト・クーズマ
▼第3Q(出場6分31秒=6得点)
(5)7分1秒・右エルボー付近でプルアップからジャンプシュート=○(アシスト・モリス)
(6)8分21秒・ペイント内でランニングステップからのフローター=○(アシスト・ライト)
(7)9分14秒・右サイドでプルアップからジャンプシュート=○(アシスト・ライト)
(8)11分45秒・正面やや右からプルアップでジャンプシュート=×
▼第4Q(出場5分27秒=3得点)
(9)19秒・正面やや右から3点シュート=○(アシスト・ライト)
おすすめテーマ
2023年01月17日のニュース
特集
スポーツのランキング
-
東京五輪トランポリン代表・堺亮介 1年10カ月越しの結婚式報告「どの瞬間を切り取っても幸せな空間」
-
川副が3場所連続勝ち越し「前に出る相撲が取れてよかった」 落合らとの稽古で押し相撲に磨き
-
カウボーイズが快勝 プレスコットが計5TD ブレイディーは自身4回目の初戦敗退
-
豊昇龍が左足関節捻挫で10日目だけ休場 11日目から強行出場へ 師匠「本人は出たいと言っている」
-
休場の豊昇龍は「左足関節捻挫」師匠は再出場の可能性を示唆「なんとか痛み止めを打って出られれば」
-
河辺愛菜がインターハイ女王「全日本のリベンジしたかった」2位松生理乃、3位千葉百音
-
豊昇龍が休場 9日目の取組で左足首を負傷 大関獲り足固め場所で不運…再出場なければ平幕陥落も
-
ウィザーズは9点差でウォリアーズに敗れる 八村は3P2本で16得点 カリーは41得点
-
【阪神大震災28年】元木由記雄氏 周囲の支えで“頑張りたい”と思えた 今も胸に刻む感謝の気持ち
-
綿貫陽介 全豪初出場で格上から初勝利 日本男子4大大会51年ぶりの快挙
-
西岡良仁 初戦はストレート勝ち「重圧振り切った」
-
ダニエル太郎 3時間14分の熱戦制し2年連続初戦突破「誇りに思う」
-
ロコ・ソラーレ 日本勢初のグランドスラムV 世界1位カナダの強豪に勝利
-
阿武咲2敗死守 同学年の貴景勝を1差追走「1差でしっかり付いていく」
-
琴勝峰 2敗後退…逆転負け反省「中途半端な形で勝ち急いだ」
-
【玉ノ井親方 視点】阿武咲 背中丸め前に出る本来の相撲取れている
-
天才ゴルフ少女の須藤弥勒がヨネックスのクラブをテスト!遂にクラブメーカー選択か
-
新谷仁美 日本歴代2位でVもパリ五輪は「私のスケジュールには入っていません」
-
ラグビー元日本代表HC・エディー氏 豪監督に就任 契約はW杯自国開催の27年まで
-
松山 4日間ワースト71で48位終戦「思うように結果を出せなかった」
-
山本草太 国際大会7年ぶりV 2位を大差で圧倒「悔しい経験が今につながっている」