西岡良仁 初戦はストレート勝ち「重圧振り切った」

2023年01月17日 04:44

テニス

西岡良仁 初戦はストレート勝ち「重圧振り切った」
初戦を突破し笑顔を見せる西岡(AP) Photo By AP
 【全豪オープンテニス第1日 ( 2023年1月16日    メルボルン )】 第31シードで世界ランキング33位の西岡良仁(27=ミキハウス)は世界69位のマイケル・イマー(24=スウェーデン)をストレートで下した。
 西岡が未知の重圧を克服した。4大大会の日本男子シングルスで錦織圭(ユニクロ)に続く史上2人目のシード入り。試合前日のアップから「勝たないといけない」や「(負けたら)もったいない」など初めて湧く感情が頭を支配した。序盤はネットに出ようとしながらも、ちゅうちょするなど硬さがあったが、第1セットを先取すると一気にギアチェンジ。第2セット以降は「吹っ切れた」と攻めの姿勢を貫いた。

 シード選手らしく、2時間18分でストレート勝ち。4大大会の初戦突破は21年ウィンブルドン選手権以来、6大会ぶりとなった。2回戦も格下相手で、予選を勝ち上がった20歳の世界ランキング216位スブルチナ(チェコ)と対戦。「周囲からはナダル選手のところ(3回戦)までは行けるだろうと見られるし、自分でもそこまでは行かないともったいない気持ちになる。これがシードのプレッシャー。1回戦で振り切ったのは気持ち的に大きい」と強調した。

 ◆全豪オープンテニスはWOWOWで全日生放送。WOWOWオンデマンドでは全コートライブ配信

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