ネッツが3連敗 不振のスパーズにも敗れる アービングも欠場 渡辺は無得点

2023年01月18日 12:35

バスケット

ネッツが3連敗 不振のスパーズにも敗れる アービングも欠場 渡辺は無得点
スパーズのジョンソンをマークするネッツの渡辺(AP) Photo By AP
 東地区全体2位のネッツは17日、ロード5連戦の初戦をサンアントニオ(テキサス州)で迎えたが、西地区全体14位で5連敗中だったスパーズに98―106(前半51―51)で敗れ、3連敗を喫して27勝16敗。ラプターズに勝って29勝16敗となったバックスに2位の座を明け渡した。
 今季リーグ7位の29・7得点を挙げているケビン・デュラント(34)は右膝を痛めて3試合連続で欠場。この日は25・6得点をマークしているカイリー・アービング(30)も右ふくらはぎに痛みを訴えて出場しなかった。

 2人で1試合平均55・3得点の主力2人が不在となったネッツはベンチから出たT・J・ウォーレン(29)がチーム最多の19得点を稼いだものの、第1Q途中でいきなり14点のリードを奪われるなど序盤から苦闘。第2Qに入ったいったん逆転したものの勢いは長く続かず第3Qは17―25で、ベン・シモンズ(26)が10得点、10リバウンド、11アシストで今季初のトリぶるダブルを達成したものの、第4Qに入っても流れを変えることはできなかった。

 チームの3点シュートの成功率は今季リーグ2位の38・8%だったが、この日はセス・カリー(32)、エドモンド・サムナー(27)、ロイス・オニール(29)がそれぞれ1本ずつ決めた3本のみ(試投23本)。成功率はわずか13・0%で、しかもターンオーバーは21回を数えるなどミスの多い試合内容となった。

 渡辺雄太(28)は第1Qの6分33秒からコートに登場。その1分45秒後にペイント内で放ったフローターはリングに嫌われ、ロッカールームにいったん下がった第2Qは出番がなかった。

 第3Qは復帰して4分38秒から再び出場したがペイント内で試みたジャンプシュートは入らず、第4Qはベンチ。今季50・6%の成功率を記録していた3点シュートを1本も打たないままに試合は終了し、12分の出場で無得点に終わった。

 渡辺の今季の3点シュート成功数は40本(試投79本)。成功率部門で1位となっているサンズのデイミオン・リー(30)の48・5%を上回っているものの、規定本数(試合数)にはこれで3本不足したことになった。

 4シーズン目を迎えているケルドン・ジョンソン(23)が自己最多の36得点をマークしたスパーズは、6日のピストンズ戦以来、6試合ぶりに白星を挙げて14勝31敗。2日に敵地ブルックリン(ニューヨーク州)で行われていたネッツ戦では103―139で敗れていたが、ホームでは雪辱した。

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