大阪国際女子マラソン転倒&棄権の佐藤早也伽に、瀬古利彦さん「転倒後に何もないことを祈りたい」

2023年01月29日 16:00

マラソン

大阪国際女子マラソン転倒&棄権の佐藤早也伽に、瀬古利彦さん「転倒後に何もないことを祈りたい」
<第42回大阪国際女子マラソン>ヤンマーフィールド長居をスタートする(左から)佐藤早也伽、岩出玲亜、安藤友香(撮影・須田 麻祐子) Photo By スポニチ
 【大阪国際女子マラソン ( 2023年1月29日    ヤンマーフィールド長居発着 )】 優勝候補の1人、佐藤早也伽(28=積水化学)が転倒のアクシデントに見舞われ、19キロ手前で途中棄権した。
 スタートして先頭集団につけていた中、8キロ手前で後方にいた岩出玲亜(デンソー)と接触。激しく転び、先頭集団から離されていった。その後、両膝に血がにじみながらも再び走り始めて一時は差を詰めたものの、徐々に引き離されて途中棄権。沿道に座り込み、涙を流した。

 レース後、日本陸連の瀬古利彦マラソン強化戦略プロジェクトリーダーは「絶好調と聞いていた佐藤選手が転倒して途中棄権。本人は残念だったと思う。気持ちを切り替えて次のレースに挑んでほしい。転倒した後が何もないことを祈りたい」と語った。

 佐藤は昨年9月のベルリン・マラソンで自己ベストの2時間22分13秒をマーク佐藤。現状について「今までで一番、マラソンの練習ができている」と手応えを口にしていた。既にパリ五輪に向けたMGC(マラソングランドチャンピオンシップ)出場権は手にしている。

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