ロコ・ソラーレ初黒星 藤沢が転倒「厄年全開でやってしまいました」

2023年01月31日 05:04

カーリング

ロコ・ソラーレ初黒星 藤沢が転倒「厄年全開でやってしまいました」
女子1次リーグ第3戦でプレーするロコ・ソラーレの藤沢(中央奥)(C)JCA IDE Photo By 共同
 カーリングの日本選手権第2日は30日、アドヴィックス常呂カーリングホールで1次リーグが行われ、北京五輪女子銀メダルで大会連覇を目指すロコ・ソラーレは3戦目で北海道銀行に6―8で逆転負けし2勝1敗となった。男子の前回覇者SC軽井沢クラブはチーム荻原を9―4で下し3連勝。男女ともに9チームが総当たりの1次リーグを行い、上位4チームが決勝トーナメントへ進出する。優勝チームは世界選手権(女子は3月にスウェーデン、男子は4月にカナダで開催)出場権を得る。
 ロコ・ソラーレが初黒星を喫した。3―0で迎えた第4エンド、スキップ藤沢が1投目を投げる際に転倒。大きなミスにはならなかったが、そのエンドで3点を失い同点に。31歳は「普通にこけました。厄年全開でやってしまいました」と笑い飛ばしたものの、その後ショットの精度が上がらず、チームも波に乗り切れなかった。

 前回3位の北海道銀行には昨年12月の軽井沢国際でも惜敗した。藤沢は「昨季から強化していてショットが安定し、チャンスメークでもいい形で作られた。いい部分を吸収しないといけない」とライバルの進化を認めた。

 ただ、2週間前にワールドツアー最高峰のグランドスラム大会を制した自信は揺るがない。エースは「チャンスはつくれたけど、ものにできなかった。大きなミスがあったわけではない」とうなずいた。

 ≪北海道銀行執念 若さで粘り勝ち≫北海道銀行は4人の平均年齢20歳という若いチームだが、粘り強い戦いでロコ・ソラーレに競り勝った。第9、第10エンドで難易度の高いショットを成功させたスキップの田畑は「序盤で3点取られたけど、諦めずにまずは3点取って私たちの流れに持って行けた」と胸を張った。この日は長野五輪代表でもある佐藤コーチの45歳の誕生日。田畑は「勝利というサプライズプレゼントを届けられてうれしい」と笑顔を見せた。

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