マジック対ティンバーウルブス戦で乱闘 5選手が退場処分

2023年02月04日 15:13

バスケット

マジック対ティンバーウルブス戦で乱闘 5選手が退場処分
マジック対ティンバーウルブス戦の第3Qに発生したリバースとバンバによる乱闘(AP) Photo By AP
 NBAは3日に各地で7試合を消化したが、ミネアポリス(ミネソタ州)で行われたティンバーウルブス対マジック戦で乱闘が発生。5選手が退場処分を科せられるというハプニングがあった。
 第3Qの残り1分32秒、コートにいたティンバーウルブスのガードで、76ersのドック・リバース監督(61)を父に持つオースティン・リバース(30)が、ベンチにいたマジックのセンター、モー・バンバ(24)につかみかかったことが発端。たちまち殴り合いの乱闘に発展し、コート上では選手やコーチ、審判たちががこれを阻止しようとして騒然となった。

 その直前にマジックのベンチ前で3点シュートを外したオースティンをバンバが野次ったことが原因と見られており、乱闘を阻止しようとして“過度の行為”と判断されたティンバーウルブスのトーリーン・プリンス(28)、ジェイデン・マクダニエルズ(22)、さらにマジックのジェイレン・サッグス(21)を加えた計5人が退場処分となった。

 試合はマジックが127―120(前半64―57)で地元のティンバーウルブスを下して21勝32敗。西地区全体7位のティンバーウルブスは28勝27敗となったが、後味の悪い試合となった。

 NBAでは2日に行われた試合でキャバリアーズのドノバン・ミッチェル(26)とグリズリーズのディロン・ブルックス(27)の乱闘事件が発生したばかり。転倒したあと立ち上がろうとしたミッチェルをブルックスが手で押して阻止したことがきっかけで、この日になってブルックスには1試合の出場停止、ミッチェルには2万ドル(約260万円)の罰金処分が科せられていた。

 東地区全体3位の76ersは敵地サンアントニオ(テキサス州)でスパーズに137―125(前半73―61)で勝って34勝17敗。ここ10戦では9勝目を挙げ、2位バックスとのゲーム差を0・5に縮めた。得点部門1位のジョエル・エンビード(28)は33得点。敗れたスパーズは8連敗を喫した。

 <3日の結果>
*ピストンズ(14勝39敗)118―112ホーネッツ(15勝39敗)
*ペイサーズ(25勝29敗)107―104キングス(29勝22敗)
トレイルブレイザーズ(26勝26敗)124―116*ウィザーズ(24勝27敗)
サンズ(28勝26敗)106―94*セルティクス(37勝16敗)
ラプターズ(24勝30敗)117―111*ロケッツ(13勝39敗)
マジック(21勝32敗)127―120*ティンバーウルブス(28勝27敗)
76ers(34勝17敗)137―125*スパーズ(14勝39敗)
ホークス(27勝26敗)115―108*ジャズ(27勝27敗)
 *はホームチーム

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