北見協会が地元優勝に王手 平田「北見のカーリング界の歴史を塗り替える」カーリング日本選手権

2023年02月04日 18:13

カーリング

北見協会が地元優勝に王手 平田「北見のカーリング界の歴史を塗り替える」カーリング日本選手権
北見協会(C)JCA IDE  Photo By 提供写真
 世界選手権代表選考を兼ねたカーリングの日本選手権の男子準決勝は4日、北海道北見市・アドヴィックス常呂カーリングホールで行われ、北見協会がコンサドーレに7―1で快勝した。5日の決勝で前回王者SC軽井沢クラブと対戦する。
 北見協会は序盤からドロー、テークアウトとも精度の高いショットを重ねてコンサドーレを圧倒した。

 第1エンドに1点を先制し、不利な先攻の第2エンドで1点をスチール。第4エンドで1点を失ったが、第5エンドで2点を奪い返すと、第6エンドから3エンド連続スチールで突き放し、第8エンドで相手がコンシードして勝利が決まった。

 スキップの平田は「競技人生で1、2くらい緊張したけど、みんなを信じて、自分を信じて投げた。結果につながって良かった」と満足そうに話した。

 午前中のプレーオフではSC軽井沢クラブに延長戦の末に敗戦。落胆は大きかったが、しっかり切り替えた。平田は「自分がしようもないミスをしてしまった。(準決勝までの)3時間でいかにモチベーションを上げるかにフォーカスして準備した」と振り返った。

 SC軽井沢クラブとは1勝1敗。決勝が今大会3度目の対戦となる。平田は「さっきの試合(プレーオフ)も勝てる試合を落とした。流れは僕らに来ている。自信を持ってやりたい」と力を込めた。

 地元で悲願の日本一を目指す。平田は「僕らが北見のカーリング界の歴史を塗り替える。そういった思いを込めて頑張ることが、北見の皆さんへの恩返しになると思う」とうなずいた。

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