古江 日本勢最高3位 スコール耐え…「もう行っちゃえ!」バーディー締め

2023年03月06日 04:47

ゴルフ

古江 日本勢最高3位 スコール耐え…「もう行っちゃえ!」バーディー締め
最終ラウンド、通算14アンダーで3位に入った古江彩佳 Photo By 共同
 【米女子ゴルフツアーHSBC女子世界選手権最終日 ( 2023年3月5日    シンガポール セントーサGC=6776ヤード、パー72 )】 6位から出た古江彩佳(22=富士通)が7バーディー、2ボギーの67と伸ばし、通算14アンダーで日本勢最上位の3位に入った。66をマークした笹生優花(21=フリー)が通算13アンダーで6位。高真栄(コ・ジニョン)(27=韓国)が69で通算17アンダーとして逃げ切り、大会史上初の連覇となるツアー通算14勝目を手にした。
 突然のスコール。水が浮きかけているグリーンで古江は「もう行っちゃえ!」と腹を決めた。降雨による59分の中断となる直前、最終18番でのことだった。8メートルを沈めてバーディー締め。今季ベストの3位に入った。

 「最後まで順位を上げられて凄く良かった。キャディーのマイク(・スコット)からも“本当に打つの”って聞かれて。運良く入ってくれたと思う」

 トップと5打差から出て2連続バーディー発進。追いつくことはできなかったが、4日間でベストの67で回り、「いいショット、いいパットができて、いい流れだった」と振り返った。手応えを得て、次戦は9日開幕の日本ツアー、明治安田生命レディースに参戦する。「しっかり頑張りたい」と力を込めた。

 ≪笹生(66)で6位≫笹生が13位からこの日ベストタイの66とチャージを見せて6位に入った。今季2度目のトップ10入りで、「凄く安定していたし、パットも入ってくれて結果につながった」と小さくうなずいた。11番で10メートルを超えるバーディーパットを沈めるなど、グリーン上がさえた。次戦には17日開幕の日本ツアー、Tポイント×ENEOSを予定している。

 ▼33位・渋野日向子 悔いが残る1週間。アプローチやパットに助けられたと感じるくらい、ショットが悪すぎた。(次戦まで)2週間空くのでしっかりと練習したい。(71と伸ばしきれず)

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