大相撲の関脇・豊昇龍(23)が8日、大阪市住吉区の立浪部屋で春場所(12日初日、エディオンアリーナ大阪)に向けて調整。四股や腕立てなどの基礎運動を行い、土俵下では幕下力士らと軽く胸を合わせて投げ技などの動きを確認した。
初場所は左足首のケガで途中休場しながらも勝ち越し。春場所の成績次第では大関獲りにつながる可能性もある。同じモンゴル出身の霧馬山(26=陸奥部屋)の新関脇昇進でライバル意識はより一層高まっているが「気にしていない。自分は自分だから、やることをしっかりやるだけ」と自らに言い聞かせるようにして集中力を高めた。この日は本場所で使用する赤の締め込みを着用。心身ともに“本場所モード”に入っていた。