熱海富士に地元後援会から銀色の新しい締め込み 3場所ぶりの勝ち越し目指して心機一転
2023年03月09日 18:14
相撲
熱海富士はこの日、春場所(12日初日、エディオンアリーナ大阪)で使用する予定の新しい締め込み姿で登場。申し合い開始前の基礎運動までは締め込みで行い、しっかり体になじませた。地元・静岡県熱海市の後援会から贈られたもので、色は銀色。1年前の新十両昇進時から「赤か銀にしようと思っていた」と、以前から希望していた色を2本目に選んだ。伊勢ケ浜部屋の楯山親方(元幕内・誉富士)や元横綱・日馬富士の締め込みにも使われていた色。「かっこいいですよね」と笑顔を見せた。
新入幕だった昨年九州場所は4勝11敗。今年の初場所はインフルエンザに感染して3勝止まりで途中休場となり、西十両8枚目に番付を下げた。2月中旬には、コロナ禍で延期となっていた「十両昇進を祝う会」が地元後援会主催で開かれた。そこで贈られた新しい締め込みで心機一転、熱海の応援を力に、3場所ぶりの勝ち越しを目指していく。