開幕戦コロナ陽性で欠場の川崎 1週遅れの“開幕”に「どうなるのかワクワクと不安」

2023年03月09日 04:42

ゴルフ

開幕戦コロナ陽性で欠場の川崎 1週遅れの“開幕”に「どうなるのかワクワクと不安」
1番、ティーショットの行方を見つめる川崎春花(撮影・井垣 忠夫) Photo By スポニチ
 女子ゴルフ今季第2戦の明治安田生命レディースは9日から4日間、高知県の土佐CCで開催される。新型コロナ陽性で前週の23年シーズン初戦を欠場し、1週遅れの“開幕”となるのがプロ2年目の川崎春花(19=村田製作所)。8日にはコースで最終調整し、「今週どうなるのかワクワクと不安っていう複雑な気持ちなんですけど、久しぶりに芝から練習できるのが幸せです」と笑顔を見せた。
 ルーキーイヤーの昨季にメジャーを含む2勝を挙げ、新人賞に輝いたホープだ。オフにはパットやアプローチなどのショートゲームを強化し、新シーズンに備えてきた。それだけに陽性発覚時には、無症状だったこともあって「“ガチか!”みたいな感じでした」と率直な心境を明かした。今大会は初出場。19歳は「今季はまずは3勝目を目標に頑張りたい。今週が初戦になるので予選通過を目指して、そこから上位で戦えたら」と元気いっぱいに言った。

 ≪古江過酷日程も自信「自分らしく」≫今季日本ツアー初参戦となる古江は「楽しんで、自分らしくできたら」と抱負を口にした。米ツアーを主戦場とする22歳は前週、シンガポールでのHSBC女子世界選手権で今季ベストの3位に入った。その日の深夜便で帰国。翌6日早朝に関西空港に到着後、自宅の神戸市を経由して夕方に高知入りするハードスケジュールだった。それでも、「先週がよかっただけに、いい状態ではあるかなと思う」。実力者が日米通算10勝目を狙う。

 ≪侍・大谷から刺激 みなみV宣言≫大会特別協賛社の明治安田生命に所属するホステスプロの勝は、「優勝という形で恩返しできたら一番」と気合十分に言った。今大会は今年から4日間競技に変更された。昨季、第4ラウンドの平均ストロークがツアー1位だった24歳にとって追い風となる。大の野球好きでもあり、WBC日本代表にも刺激を受けているそう。大谷翔平の活躍について問われると、「オーラも違う。自分もああいう選手になれたら」と目を輝かせていた。

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