休場の照ノ富士について「稽古できているから5月はもう大丈夫」伊勢ケ浜親方が夏場所での復帰を期待

2023年03月10日 14:17

相撲

休場の照ノ富士について「稽古できているから5月はもう大丈夫」伊勢ケ浜親方が夏場所での復帰を期待
9日、大阪市東成区の伊勢ケ浜部屋で稽古を行った照ノ富士 Photo By スポニチ
 日本相撲協会は10日、横綱・照ノ富士(31=伊勢ケ浜部屋)が春場所(12日初日、エディオンアリーナ大阪)を初日から休場すると発表した。同日、「両変形性膝関節症、糖尿病」と書かれた診断書も提出された。
 師匠の伊勢ケ浜親方(元横綱・旭富士)は、照ノ富士の休場の決断について「最終的にはここ2~3日を見て、立ち合いがもの足りないと話した。自分自身(照ノ富士)も分かっていると思うけど」と説明。前日は朝稽古で幕内・錦富士と宝富士を相手に9番取っていたが「場所に出られるかというともの足りない」と、完全復帰までには至らなかった理由を明かした。診断書に書かれていた糖尿病については「血糖値が上がっていた。原因はあまり分からない」と話すにとどめた。

 これで4場所連続休場となるが、師匠から見た状態は先場所前と比べて「全然良いですよ」と回復は確かだという。「5月はもう大丈夫だと思う。稽古もできていますから」。あとは横綱として本場所を戦い抜ける体に仕上げられるかが鍵。「上半身はもうできているので、15日間しっかり取れる下半身づくりをしないといけない」と夏場所での完全復活を期待した。

 今場所中も部屋の稽古で体を動かし、場所後の春巡業から復帰する予定という。

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