照ノ富士 春場所休場…両膝のケガに加え糖尿病も、伊勢ケ浜親方「立ち合いが物足りない」

2023年03月11日 04:45

相撲

照ノ富士 春場所休場…両膝のケガに加え糖尿病も、伊勢ケ浜親方「立ち合いが物足りない」
9日、大阪市東成区の伊勢ケ浜部屋で稽古を行った照ノ富士 Photo By スポニチ
 大相撲の横綱・照ノ富士(31=伊勢ケ浜部屋)が春場所(12日初日、エディオンアリーナ大阪)を休場することが10日、決まった。昨年10月に手術した両膝のケガだけでなく、10日に提出された診断書には「糖尿病」の病名も加わった。以前、大関から序二段まで落ちた時に苦しんでいた病気でもあり、再発が心配される。
 休場は4場所連続16度目。前日には実戦稽古も行っていたが、師匠の伊勢ケ浜親方(元横綱・旭富士)は、休場の決断について「場所に出られるかというと、立ち合いが物足りない」と説明。照ノ富士は大阪市東成区の部屋での稽古に姿を見せ「毎場所、出たいよ。無理しないと出られない」と胸中を語った。

 少しずつ回復はしており、4月の春巡業から復帰の予定。伊勢ケ浜親方は「5月はもう大丈夫。稽古もできていますから。あとは15日間しっかり取れる下半身づくりをしないと」と夏場所での完全復活に期待を持たせた。

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