吉本ひかる ノーボギー66首位浮上!黄金世代12人目優勝へ「安定している」
2023年03月11日 04:45
ゴルフ
「ショットが凄く良かったので、バーディーチャンスが多かった。凄く安定していて、飛距離も伸びている」
午前7時26分に第1Rの残り3ホールの競技を再開し、7番パー5で第3打を2メートルにつけてバーディー発進。第2Rでも勢いは続く。インの後半4つのバーディーは、いずれもショットを2メートル以内につけて奪ったもの。この日の計21ホールでボギーなしとショットの安定感が光った。
昨年から松山英樹もケアする飯田光輝トレーナー(46)の元に通っている。今年1月には合宿を行い、体の動きをスイングにつなげるテーマでトレーニングを積んできた。例えば左手だけでのトスバッティング。「捻転の動きを覚えて、それをスイングにつなげられている」。昨季から1Wの飛距離は約10ヤード伸び、2打目以降で持つクラブの番手も変わった。「去年よりも自信を持って開幕に挑めた」と言った。
98年度生まれの“黄金世代”の一人で、今年でツアー参戦7年目。すでにトップ10は14度経験している。もちろん、その視線の先にあるのは初優勝だ。「あと2日間あるので、自信を持って自分のプレーができれば」。念願の勝利をつかめば、世代12人目の王者誕生となる。
◇吉本 ひかる(よしもと・ひかる)1999年(平11)2月25日生まれ、滋賀県出身の24歳。滋賀短大付高卒。9歳でゴルフを始める。17年7月のプロテストに合格。17年に下部ツアーで1勝。19年にはトップ10に8度入るなど頭角を現した。昨季メルセデスランク68位でシード獲得はならずも、今季はQTランク28位の資格で出場。1メートル52、53キロ。
≪みなみ4位で決勝Rへホステス大会で「恩返し」≫
冠スポンサーの明治安田生命に所属する勝が、第2Rを68で回って4位の好位置で決勝ラウンドに進んだ。同社が冠となって過去2大会は昨年が32位で21年が予選落ち。それだけに「予選を通って良かった」と声を弾ませた。
大の阪神ファン。前夜のWBC日本戦では、「推し」という阪神・湯浅京己投手が活躍。観戦はできなかったが、SNSでチェックして「おおって思った」と笑顔を見せた。自身もホステス大会で「結果が一番の恩返し」と気合十分だ。
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