朝乃山が幕内の土俵で662日ぶり勝利 第二の故郷で大声援を力に「白星を届けていきたい」

2023年03月12日 17:56

相撲

朝乃山が幕内の土俵で662日ぶり勝利 第二の故郷で大声援を力に「白星を届けていきたい」
<春場所初日>危なげなく水戸龍(左)を寄り切った朝乃山(撮影・長嶋 久樹) Photo By スポニチ
 【大相撲春場所初日 ( エディオンアリーナ大阪 )】 元大関で東十両筆頭の朝乃山(29=高砂部屋)が幕内・水戸龍(28=錦戸部屋)を破って白星発進とした。
 立ち合い踏み込んで互いに得意な右四つに組み合うと、先に上手を取られた朝乃山は上手が取れないまま前に出ていって寄り切り。「左手がバンザイになってしまったので、そこがまだ課題ですね」と反省も口にした。

 朝乃山が幕内の土俵に上がるのは、出場停止前の21年夏場所11日目以来662日ぶり。「十両に比べたらお客さんも多いですし、あの雰囲気で見ていただければ僕も勝ちたいという気持ちになります」。約2年ぶりに上がる幕内の土俵で、大きな応援を力に変えた。

 大阪は近大で4年間過ごした第二の故郷。昨年は出場停止期間中、一昨年はコロナ禍で東京開催だったため、3年ぶりに大阪の土俵に上がった。「第二の故郷で応援してくださる方もいるので、しっかり土俵の上で戦う姿と白星を届けていきたいです」。幕内復帰へ、好スタートを切った。

この記事のフォト

おすすめテーマ

2023年03月12日のニュース

特集

スポーツのランキング

【楽天】オススメアイテム