リオ五輪混合複で日本人初8強の栗原文音さん 将来の五輪選手誕生夢見て子供クリニック開催

2023年03月12日 15:41

バドミントン

リオ五輪混合複で日本人初8強の栗原文音さん 将来の五輪選手誕生夢見て子供クリニック開催
「BIPROGY JUNIOR OPEN バドミントンフレンドリーマッチ」参加者全員と記念撮影する栗原文音さん(写真中央) Photo By スポニチ
 リオデジャネイロ五輪バドミントン女子日本代表で、混合ダブルス日本人初のベスト8入りを果たした栗原文音さん(33)が12日、東京・江東区の深川スポーツセンターで行われた「BIPROGY JUNIOR OPEN バドミントン フレンドリー マッチ」で子どもたちにクリニックを行った。
 栗原さんは20年に現役を引退し、現在は同区豊洲のBIPROGY(旧ユニシス)広報部に所属し、会社の業務に加えて、子どもたちにバドミントンの魅力や楽しさを伝える活動を勢力的に行っている。

 イベントには、同区を中心に都内小学校でバドミントンを行っている小学1~3年生の男女87人が参加し、クリニックの後は試合形式のフレンドリーマッチを行った。栗原さんは子どもたちに「自分が小学4年の時にバドミントンを始めたんですが、厳しい活動の中で常に怒られることが多く、自分を出すことができず、楽しむことができなかったんです。今回のイベントを通して、子どもたちにはバドミントンを楽しんでやってほしいというのが一番です」と、イベントを開催する目的について話した。

 イベントには同社バドミントンチームの森口航士朗や香山未帆ら現役選手たちもサポートを行い、ミニゲームなども披露。「現役の選手たちのプレーが間近で見られる機会がないので、できたことが大きいですね。今日参加した子どもたちの中から、ぜひ日本代表の選手が誕生してくれたら嬉しいですね」と、栗原さんは、参加した子どもたちの中から将来の五輪選手が誕生することを熱望した。

 イベントに参加した同区北砂小に通う小学3年の佐藤翔琉(かける)くんは、男子日本代表・桃田賢斗選手のファンで「将来、桃田選手の様にスマッシュを決められる選手になって五輪に出場したい」と、笑顔でバドミントンを楽しんだ。

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