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ペア初優勝“りくりゅう”木原から落ち込む三浦へ「胸を張って帰ろう」

2023年03月23日 16:42

フィギュアスケート

ペア初優勝“りくりゅう”木原から落ち込む三浦へ「胸を張って帰ろう」
＜世界フィギュア第2日＞ペア・フリー、表彰台から三浦璃来（左）を持ち上げて降ろす木原龍一（撮影・小海途　良幹） Photo By スポニチ
　ペアのフリーが行われ、SP首位の“りくりゅう”こと三浦璃来、木原龍一組（木下グループ）が自己ベストの141・44点をマークし、合計点で今季世界最高となる222・16点で日本勢として同種目で初優勝を果たした。今季はGPファイナル、四大陸選手権を制しており、これで全種目を通じ日本勢初となる「年間グランドスラム」を達成した。
　フリーではスロージャンプでミスがあり、演技直後は三浦が落ち込む様子を見せた。そこで木原は「胸を張ろう。一生懸命やってきたから。観客席を見てごらん。これだけみんなが称えてくれてるから。見てごらん、胸を張ろう。この結果はどうなるか分からないけど、祈るしかないけど、胸を張って帰ろう」と語りかけたという。

　祈る気持ちで得点を待ち、結果は優勝。「龍一くんと先生に感謝だなと思います」と三浦。演技の悔しさこそ残るが、これまでの努力が結実した世界選手権だった。

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