【大相撲春巡業】豊昇龍「自分も負けたくない」大関獲りへ熱い決意!稽古では連日の朝乃山指名

2023年04月05日 18:37

相撲

【大相撲春巡業】豊昇龍「自分も負けたくない」大関獲りへ熱い決意!稽古では連日の朝乃山指名
朝乃山を喉輪で攻める豊昇龍                                Photo By スポニチ
 大相撲の春巡業が5日、愛知県稲沢市で行われ、関脇・豊昇龍(23=立浪部屋)が連日の朝乃山指名で存在感をアピール。大関獲り、初優勝への熱い思いを口にした。
 稽古後の取材では、次期大関候補の逸材が揺るぎない決意を示した。「巡業では一番多く稽して、次の場所頑張りたい気持ちがある。しっかりやっています」。連日勢力的に汗を流しているが、この日も平幕・高安、十両・朝乃山らと11番取って7勝4敗。特に元大関の朝乃山を何度も指名。他の力士が接近してアピールしているというのに、わざわざ遠くの「意中の人」を指さすほどの熱の入れのよう。ぶつかり稽古でも朝乃山に胸を出した。こだわりをみせる理由は「前に出る力もあるし、四つに組んでも強い。一番の相手なのかなと思っている」と並々ならぬライバル心をのぞかせた。

 春場所は足首の痛みもあって連敗発進ながらも後半盛り返し10勝を挙げた。それでもモンゴルの先輩で日頃から仲のいい関脇・霧馬山の初優勝には相当な刺激を受けた。「(霧馬山は)新関脇で優勝したので自分のなかでも悔しい気持ちがある。ここでやらないといけない。体格も変わらないのに、何で自分が出来ないかと思っている。まだ足りないものがあるし自分がダメだったから、一からやり直す気はある」。さらなぬ地力アップを目指し、今巡業中に横綱・照ノ富士からまわしの取り方などのアドバイスを受けたことを明かし「いろいろ教えてもらって、ありがたいです。(稽古などで)少しづつ試していきたい」と意欲満々だ。

 次期大関争いは霧馬山を筆頭に、大栄翔、豊昇龍らに、若元春、琴ノ若が加わり白熱する。「自分も負けたくないから。夏場所しっかりやりたいです」と気合十分に話した。

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