瀬戸大也 日本選手権5種目エントリーも200M自由形決勝棄権「個人メドレーに集中」世界水泳の日程考慮

2023年04月05日 11:08

競泳

瀬戸大也 日本選手権5種目エントリーも200M自由形決勝棄権「個人メドレーに集中」世界水泳の日程考慮
<第99回日本選手権水泳競技大会 2日目>男子200メートル自由形予選。レース前に水を身体にかける瀬戸(撮影・河野 光希) Photo By スポニチ
 競泳の世界選手権(7月、福岡)の日本代表選考会として開催されている日本選手権に出場中の瀬戸大也(28=CHARIS&Co.)が出場種目を絞る方針を示した。5日の男子200メートル自由形予選に出場。1分48秒86で全体5位となったが「決勝は棄権します」と明かした。
 今大会は200、400メートルの個人メドレー、200メートルの自由形、平泳ぎ、バタフライの5種目にエントリーしているが「2ブレ(200メートル平泳ぎ)も予選だけ出ます。2バタ(200メートルバタフライ)は出ません。個人メドレーに集中したい」と説明した。既に4日に行われた400メートル個人メドレーを制し、日本代表に内定。残る6日の200メートル個人メドレーに全力を注ぐ。

 瀬戸の実力があれば、個人メドレー以外の種目での代表権獲得も十分に可能だが、世界選手権の日程を考慮して本命2種目に絞る決断を下した。頭にあるのは金メダル争いのライバルとなるレオン・マルシャン(20=フランス)とのガチンコ勝負。「他の種目に出て言い訳をつくりたくない。全力で戦ったら、どれぐらいの差があるのか見えてくると思うので、それを来年のパリ五輪につなげたい」と語った。

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