【新弟子検査】三農出身・鈴木大和「この人について行ったら間違いない」安治川親方の熱意で入門

2023年04月18日 17:30

相撲

【新弟子検査】三農出身・鈴木大和「この人について行ったら間違いない」安治川親方の熱意で入門
新弟子検査を終えた安治川部屋の鈴木大和(撮影・前川 晋作) Photo By スポニチ
 大相撲夏場所(5月14日初日、東京・両国国技館)の新弟子検査が18日、両国国技館で行われ、受検した5人全員が体格基準(身長1メートル67、体重67キロ以上)をクリアした。内臓検査の結果に問題がなければ夏場所初日に合格が発表される。
 青森・三本木農業高(現・三本木農業恵拓高)で全国大会8強の実績を持つ鈴木大和(18=安治川部屋)は「これから力士としてやっていく」と決意を新たにした。得意は左四つ。「前に前に出る相撲で番付を上げていきたい」と意気込んだ。

 いろいろな部屋から誘いがあった中で、高校3年間を過ごした青森の大先輩である安治川親方(元関脇・安美錦)の部屋を選んだ。全国高校選抜弘前大会が行われた2月11日、師匠が大会会場までスカウトに来たという。「次の日に仕事があったのに飛行機で青森まで来てくれて、熱意が凄いと思った。この人について行ったら間違いない」。師匠の熱心な勧誘に、心を動かされた。

 安治川部屋は昨年12月に創設された新しい部屋。序二段・安櫻(18)、序ノ口・安強羅(23)、4日の春場所新弟子検査に合格した十河重樹(16)に続く4人目の弟子となった。「親方について行きたいという気持ちが一番」と熱く語る期待の新弟子が、憧れの師匠を目指す力士人生を歩み出した。

 ◇鈴木 大和(すずき・やまと)2005年(平17)3月2日生まれ、宮城県栗原市出身の18歳。小3で相撲を始め、栗駒中2年時に全中団体戦8強。青森・三本木農業高2年時に全国高校金沢大会8強。3年時に東北大会優勝、全国選抜宇佐大会8強、国体32強。1メートル75、153キロ。

おすすめテーマ

2023年04月18日のニュース

特集

スポーツのランキング

【楽天】オススメアイテム