ネッツは敵地フィラデルフィアで連敗 渡辺は出場機会なし 76ersに対しては今季6戦全敗

2023年04月18日 11:13

バスケット

ネッツは敵地フィラデルフィアで連敗 渡辺は出場機会なし 76ersに対しては今季6戦全敗
ネッツとの第2戦で33得点を挙げた76ersのマキシー(AP) Photo By AP
 東の第6シードとしてポストシーズンに入ったネッツは17日、敵地フィラデルフィア(ペンシルベニア州)で第3シードの76ersと1回戦の第2戦を迎えたが84―96(前半49―44)で敗れて0勝2敗。第2Q途中で最大10点のリードを奪ったものの、後半で主導権を奪うことはできなかった。
 第2戦は8人によるローテーション。第1戦で5分出場した渡辺雄太(28)には出場機会はなかった。シーズン途中でサンズから移籍してきたキャメロン・ジョンソン(27)が5本の3点シュートなどで28得点、同じく前サンズのミケル・ブリッジズ(26)も21得点を稼いだものの、後半のスコアは第1戦が43―54で第2戦は35―52。2シーズン連続で得点王となった76ersのセンター、ジョエル・エンビード(29)にはダブルチームで応戦したが、このカードはレギュラーシーズンを含めて今季6戦全敗となった。

 76ersではガードのタイリース・マキシー(22)が6本の3点シュートなどでプレーオフ自己最多の33得点。エンビードは相手のダブルチームの影響もあってフィールドゴール(FG)の試投は11本(今季平均は20・1)で20得点(FG成功は6本)に抑えられ、ターンオーバーも8回犯したものの、19リバウンド、7アシスト、3ブロックショットをマークしてチームの勝利に貢献した。

 76ersの3点シュート成功は35本中11本で成功率は31・4%。今季はリーグ1位の38・7%でシューティングの精度はいまひとつだったが、チーム・リバウンドで56―33、ペイント内のスコアで46―22とネッツを上回って3シーズン連続の1回戦突破にあと2勝とした。

 NBAのプレーオフが16チーム制となったのは1984年からで、2003年からはそれまで5試合制だった1回戦も7試合制に変更。以後、東西両地区の第6シードと第3シードの対戦は他のカード同様に昨年まで計40回行われているが、第6シードがシリーズを制覇したのは過去7回のみ。ただしこのうち2回はネッツ(07年、14年)が達成している。

 なお第3戦(20日)と第4戦(22日)はネッツの地元ブルックリン(ニューヨーク市)で行われる。

 <ネッツの対76ers・今季成績>
 ▼11月22日=●106―115
 ▼1月25日=●133―137
 ▼2月11日=●98―101
 ▼4月9日=●105―134
 ▼*4月15日=●101―121
 ▼*4月17日=●84―96
 *はプレーオフ1回戦での対戦

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