十両・炎鵬、頚椎椎間板ヘルニアで巡業休場も大事には至らず 夏場所へ「急ピッチで仕上げていく」

2023年04月25日 17:01

相撲

十両・炎鵬、頚椎椎間板ヘルニアで巡業休場も大事には至らず 夏場所へ「急ピッチで仕上げていく」
すり足を行う炎鵬(撮影・前川 晋作) Photo By スポニチ
 大相撲の十両・炎鵬(28)が25日、東京都墨田区の宮城野部屋で稽古を行った。この日は申し合いには参加せず、四股などの基礎運動や筋力トレーニングで調整した。
 今月2日から始まった春巡業に参加していたが、17日の靖国神社奉納大相撲は土俵入りのみの参加。22日の横浜アリーナ場所からは休場した。日本相撲協会に提出された診断書によると「頸椎椎間板ヘルニア、頸部脊柱管狭窄症」で約3週間の加療を要する見込みとされていた。

 1メートル67、102キロで身長、体重ともに関取最小兵。大きな相手と相撲を取り続ける日々で首にはかなりの負担がかかっており、以前から痛めていたところを巡業中に少し悪化させてしまった。症状については「大したことないので大丈夫です」と無事を強調。この日も背中にはカッピング治療を施した痕があり「よくなってきたので無理せず、まずはしっかり治す」と快方に向かっていることを明かした。

 それでも一丁押しやぶつかり稽古など頭から当たることは「まだ怖い」と慎重な姿勢。再入幕を目指す夏場所(5月14日初日、東京・両国国技館)の出場には意欲を見せており「しっかり治してから体を作り直して、急ピッチで仕上げていきたい」と前を向いた。

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