幕下・向中野が高砂部屋の石崎らと29番 同郷・三重県伊勢市出身の朝玉勢と“初顔合わせ”も
2023年04月25日 17:33
相撲
朝玉勢は三重県伊勢市出身の同郷で、志友館相撲道場の先輩にあたる。9歳離れているため、向中野は「力の差がありすぎて相撲取らせてもらえなかった」と当時を振り返った。本場所で対戦したことはなく、この日が“初顔合わせ”。最後はぶつかり稽古でも大先輩の胸を借りた。
21年夏場所で初土俵を踏んでから2年。初めての幕下1桁台となった春場所でも4勝3敗と勝ち越し、いよいよ新十両が視界に入ってきた。鳥取城北高の後輩・落合(19)が先に関取昇進を果たしたことで刺激を受け、十両の地位をより身近に感じるようになった。自己最高位を更新して臨む夏場所(5月14日初日、東京・両国国技館)へ、新十両を目指して日々猛稽古を重ねていく。