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【陸上】山縣亮太が1年7カ月ぶり復帰、100m10秒48で予選1組5着 桐生祥秀は10秒29同組1着

2023年04月29日 12:53

陸上

【陸上】山縣亮太が1年7カ月ぶり復帰、100m10秒48で予選1組5着 桐生祥秀は10秒29同組1着
山縣亮太 Photo By スポニチ
 【陸上・織田記念国際 ( 2023年4月29日    エディオンスタジアム広島 )】 男子100メートルの予選1組で21年9月以来、1年7カ月ぶりの復帰戦となった日本記録保持者の山縣亮太(セイコー)は、10秒48(追い風0・5メートル)で5着となった。
 東京五輪の約1カ月後、練習中に右膝の痛みを感じた。膝蓋(しつがい)炎と診断され、21年10月に骨棘(こっきょく)を取り除き腱を修復する手術を受け、昨季はレースに出場しなかった。ただ、その期間に何もしていなかったわけではない。パリ五輪を見据え、自分自身と向き合っていた。

 「22年度は1試合も出なかったけど、心機一転、一から土台を作り直す1年になった。必要な1年だった」

 昨年8月に苫小牧で合宿を張り、トラック練習を再開。左右差をなくす走りとフォームを追求しながら、同12月に沖縄、今年3月にはハワイで合宿を行った。今月初旬に出場を予定していた東京六大学対校大会の200メートルは左内転筋の違和感で回避したが、地元・広島のレースで復帰した。

 同組では元日本記録保持者の桐生祥秀(日本生命)も走り、10秒29で山縣を上回り1着だった。

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