現役国立大医学部生の藤本は1回戦敗退も「続けたい」 全日本柔道選手権 来年2月に国家試験

2023年04月29日 12:32

柔道

現役国立大医学部生の藤本は1回戦敗退も「続けたい」 全日本柔道選手権 来年2月に国家試験
<全日本柔道選手権大会>1回戦。上林山に敗れ、悔しげな表情の藤本(撮影・河野 光希) Photo By スポニチ
 【柔道全日本選手権 ( 2023年4月29日    東京・日本武道館 )】 12月開催だった21年度以来、2大会ぶりに出場した現役国立大医学部生の藤本智朗(23=弘前大)は、1回戦で上林山裕馬(29=福岡県警)に延長1分23秒、累積指導3による反則負けで敗戦。悲願の全日本1勝はならなかった。
 現在は6年生で、平日は実習後の夕方に2時間ほど練習し、午後7~10時は勉強。その後にトレーニングを行うというハードな日々を過ごしている。「周りと進む方向の違いが大きくなっている。“いつまで柔道をやっているんだ”と言われ、しんどいと思うこともあるが、まだ続けていきたい」と話した。

 来年2月には国家試験が控えるが、来年度の全日本出場にも意欲を示す。医師としてはまだ専門分野を決めていないそうだが、「(柔道の)経験を生かせる分野に進みたい」と話した。

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