ツアー初参戦の服部 1差2浮上だがや!5バーディー67 地元愛知出身「びっくり」

2023年04月29日 04:25

ゴルフ

ツアー初参戦の服部 1差2浮上だがや!5バーディー67 地元愛知出身「びっくり」
<中日クラウンズ第2日>好スコアの服部(左)は同伴組の原らと握手(撮影・井垣 忠夫) Photo By スポニチ
 【男子ゴルフツアー 中日クラウンズ 第2日 ( 2023年4月28日    愛知県 名古屋GC和合C=6557ヤード、パー70 )】 ツアー初出場の服部雅也(22=フリー)が5バーディー、2ボギーの67をマークし、通算6アンダーの2位に浮上した。プロ初戦で優勝すれば、日本ゴルフツアー機構(JGTO)発足の1999年以降で、松山英樹の2試合目を超える最速記録となる。2打差の5位から出た星野陸也(26=興和)が66で回り、単独首位に躍り出た。
 「予想していなかったのでびっくり」と服部は驚きを隠せなかった。前半をイーブンで折り返すと、後半は加速。11、12番で連続バーディーを決めると、15番でも1・5メートルのバーディーパットを沈めた。ツアー初出場で堂々の2位浮上。22歳は「(ショットで)つけるところが良かった」とうなずいた。

 地元・愛知出身で、幼少期はギャラリーとして訪れたこともある思い出の大会。石川遼が10年に当時世界主要ツアー新記録となる58をマークした時も現地観戦していた。今年3月の中日・CBC杯中部アマプロゴルフ選手権大会で優勝し、出場権を獲得。当時の心境を「めちゃくちゃうれしかった」と笑顔で振り返った。

 ツアーで活躍する蝉川、中島とは同世代。「上に行かれすぎてあんまり意識はしてない」と話したが、追いつきたい気持ちは強い。日本人選手のプロ転向後の最短記録となる、ツアー初戦の地元Vへ「ここまで来たら頑張りたい」と闘志を燃やした。

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