セルティクスが敵地で76ersに競り勝つ 不振のテータムが最後に奮起 勝負は最終第7戦へ
2023年05月12日 11:38
バスケット
マーカス・スマート(29)がチーム最多の22得点をマークし、ジェイレン・ブラウン(26)は17得点。わずか7人によるローテーションだったが、ベンチから出たマルコム・ブログドン(30)も4本の3点シュートで16得点を記録した。
2勝2敗で迎えた第5戦を落としたチームのシリーズ突破確率は18%。しかしセルティクスは昨年の地区準決勝でもバックスに2勝3敗から連勝してシリーズを逆転しており、今年もそのチャンスが出てきた。
76ersはシーズンMVPのジョエル・エンビード(29)とタイリース・マキシー(22)が26得点をマークし、第3Qを30―21として一時5点のリードを奪ったものの土壇場で失速。チームのフリースローは19本中18本を決めたものの、3点シュートの成功は34本中8本(成功率23・5%)で、第4Qでも肝心なところでキャッチ&シュートの“コーナー3”が決まらない場面が続出した。
ジェームズ・ハーデン(33)は13得点、7リバウンド、9アシストを記録したが、3点シュートは6本すべて失敗。35本中15本を決めて成功率が42・9%に達したセルティクスとは対照的だった。
76ersは2003年、12年、18年、21年、22年と地区準決勝シリーズでは5回連続で敗退中で、セルティクスに対してもプレーオフでは1982年の地区決勝を4勝3敗で制して以来、5回連続で敗退。今年はそのトンネルから脱出する最大のチャンスだが、ホーム最終戦を落として逆王手をかけられてしまった。
<セルティクスのプレーオフ成績>
▼1回戦(対ホークス=4勝2敗)
(1)○*112―99
(2)○*119―116
(3)●122―130
(4)○129―121
(5)●*117―119
(6)○128―120
▼東地区準決勝(対76ers=3勝3敗)
(1)●*115―119
(2)○*1221―87
(3)○114―102
(4)●115―116(延長)
(5)●*103―115
(6)○95―86
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