アマチュア横綱・大の里と初日対戦の石崎「何も意識してない」日体大の後輩を平常心で迎え撃つ

2023年05月12日 12:31

相撲

アマチュア横綱・大の里と初日対戦の石崎「何も意識してない」日体大の後輩を平常心で迎え撃つ
ぶつかり稽古で朝乃山(左)の胸を借りる石崎(撮影・前川 晋作) Photo By スポニチ
 日本相撲協会は12日、夏場所(14日初日、東京・両国国技館)の取組編成会議を開き、初日の全取組を発表した。
 昨年のアマチュア横綱で幕下10枚目格付け出しの中村泰輝(22=二所ノ関部屋)は「大の里」のしこ名で初日に初土俵を踏む。デビュー戦の対戦相手は東幕下11枚目の石崎(24=高砂部屋)に決まった。

 日体大出身の石崎は大の里の2学年先輩にあたり、今年の初場所では西幕下筆頭まで番付を上げたこともある実力者だ。今場所の番付が東11枚目ということで、取組が決まる前から「あるかもしれないですね」と大の里戦を予想していた。2学年先輩ということもあり、稽古場では分が良かったという。後輩との対戦については「何も意識してないです」としながらも「勝ちたいですけどね」と意地を見せる心意気を示していた。

 石崎はこの日、東京都墨田区の高砂部屋で稽古を行った。幕下の長内(24)と先場所序ノ口優勝した序二段の朝白龍(24)の2人を相手に計17番取って15勝2敗。鋭い立ち合いから前に出る力を見せた。ぶつかり稽古では再入幕の元大関・朝乃山(29)の胸を借りて汗を流した。

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