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西岡良仁　逆転で全仏OP3回戦進出　日本人4人目の快挙「タフな試合を乗り越えられて自信になる」

2023年06月01日 23:17

テニス

西岡良仁　逆転で全仏OP3回戦進出　日本人4人目の快挙「タフな試合を乗り越えられて自信になる」
全仏オープンで3回戦に進出した西岡（AP） Photo By ＡＰ
 【テニス全仏オープン第5日 （ 2023年6月1日 ）】 男子シングルス2回戦で第27シードの西岡良仁（27＝ミキハウス）は、世界ランキング68位のマックス・パーセル（25＝オーストラリア）に4―6、6―2、7―5、6―4で逆転勝ちした。4大大会では16強入りした1月の全豪オープンに続く、2大会連続の2回戦突破。全仏の3回戦進出は自身初で、68年オープン化以降の日本人では九鬼潤、坂井利郎、錦織圭に続く4人目の快挙となった。
　第1セットを落としたが、第2セットは第3、第7ゲームでブレークに成功して奪取。第3セットを第11ゲームで先にブレークして制すと、第4セットも流れを渡さなかった。ウィナーは相手の38本を下回る29本だったが、凡ミスは相手の62回に対して41回。安定したプレーで3時間6分の熱戦を制し「シードがつくと、（上位進出の）チャンスが出てくると全豪オープンから感じている。タフな試合が多い中で、しっかり乗り越えられているのは自信になる」と手応えを口にした。

　2セットダウンから巻き返した1回戦に続く、2戦連続の逆転勝ち。3回戦で対戦が予想されていた第2シードのメドベージェフが初戦で敗れる波乱が起きており、次戦も格下が相手。世界172位のチアゴ・セイブチビウジ（23＝ブラジル）と対戦する。錦織に続く日本人2人目の16強入りをはっきりと視界に捉えた。

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