「あっ~…」琴桜 賜杯争う3敗同士の対戦“変化”で10勝目 湘南乃海は悔しげな表情 場内静まり返る

2024年05月24日 17:53

相撲

「あっ~…」琴桜 賜杯争う3敗同士の対戦“変化”で10勝目 湘南乃海は悔しげな表情 場内静まり返る
<大相撲夏場所13日目>琴桜(右)が上手出し投げで湘南乃海を破る(撮影・篠原岳夫) Photo By スポニチ
 大相撲夏場所は24日、東京・両国国技館で13日目の取組が行われ、9勝3敗でトップを走る大関・琴桜(26=佐渡ケ嶽部屋)と東前頭10枚目の湘南乃海(26=高田川部屋)が直接対決。琴桜が立ち合いで右に変化し、湘南乃海を上手出し投げで破り10勝目を挙げた。
 まさかの取組に場内は「あっ~…!」と歓声が起きた後に静まり返った。湘南乃海が低い姿勢で入った立ち合いで、琴桜は上手を取りにいき右に“変化”。湘南乃海は体勢を崩されあっけなく土俵にゴロリ…。悔しそうな表情を見せ引き揚げた。

 これで賜杯争いは、琴桜と大の里が10勝3敗でトップ並走。続いて9勝4敗で破れた湘南乃海、豊昇龍、欧勝馬、阿炎、大栄翔の5力士が追う展開となった。

 今場所は3年ぶり三役復帰の朝乃山と春場所で110年ぶりの新入幕優勝を成し遂げた尊富士が初日から休場。2日目から横綱・照ノ富士と大関・貴景勝、3日目から高安、7日目には大関・霧島と関脇・若元春が休場し、三役以上9人のうち5人が不在の異常事態となった。高安は9日目の20日から再出場するも、11日目からは再入幕の水戸龍の休場が発表された。

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