琴桜は変化で勝利 大の里とともに3敗でトップ 欧勝馬、湘南乃海は後退 4敗に5力士

2024年05月24日 17:45

相撲

琴桜は変化で勝利 大の里とともに3敗でトップ 欧勝馬、湘南乃海は後退 4敗に5力士
<大相撲夏場所13日目>琴桜(右)が上手出し投げで湘南乃海を破る(撮影・篠原岳夫) Photo By スポニチ
 大相撲夏場所は24日、東京・両国国技館で13日目の取組が行われ、結びの一番では、大関・豊昇龍(25=立浪部屋)が西前頭6枚目・翠富士(27=伊勢ヶ濱部屋)と対戦。小手投げで破り、9勝4敗と星を伸ばした。
 湘南乃海と大関・琴桜の3敗同士の対決は琴桜に軍配が上がった。どっしりとした取組が期待されたが、勝負は一瞬。琴桜が立ち合いで素早く変化し、上手出し投げで対応に遅れた湘南乃海を破った。

  西前頭14枚目・欧勝馬は東関脇・若元春に押し出され、4敗に後退。星を伸ばすことができなかった。

 西前頭5枚目・明生と西関脇・阿炎の8勝4敗対決は、阿炎が突き落としで勝利。明生は5敗目を喫した。

 3敗をキープしている西小結・大の里は、西前頭4枚目・宇良を押し出し、10勝目を飾った。

 復帰5日目の高安は、連勝の勢いもむなしく東前頭2枚目・平戸海に突き落とされ、連勝記録は4でストップした。

 13日目を終え、首位は10勝3敗の琴桜、大の里の2力士となった。4敗は、豊昇龍、阿炎、大栄翔、欧勝馬、湘南乃海の5力士。

今場所は3年ぶり三役復帰の朝乃山と春場所で110年ぶりの新入幕優勝を成し遂げた尊富士が初日から休場。2日目から横綱・照ノ富士と大関・貴景勝、3日目から高安、7日目には大関・霧島と関脇・若元春が休場し、三役以上9人のうち5人が不在の異常事態となった。高安は9日目の20日から再出場するも、11日目からは再入幕の水戸龍の休場が発表された。

この記事のフォト

おすすめテーマ

2024年05月24日のニュース

特集

スポーツのランキング

【楽天】オススメアイテム