【鶴竜引退相撲】朝青龍、日馬富士、白鵬も来た!「同じ時代に戦ってきたライバルたちに感謝」

2023年06月03日 20:09

相撲

【鶴竜引退相撲】朝青龍、日馬富士、白鵬も来た!「同じ時代に戦ってきたライバルたちに感謝」
元横綱・朝青龍のドルゴルスレン・ダグワドルジ氏(右)からキスされる鶴竜親方 Photo By 代表撮影
 一昨年の春場所で現役を引退した第71代横綱・鶴竜(37)の引退相撲が3日、東京・両国国技館で行われた。
 同郷・モンゴル出身の歴代横綱も集結。元朝青龍のドルゴルスレン・ダグワドルジ氏(42)、元日馬富士のダワーニャム・ビャンバドルジ氏(39)、宮城野親方(38=元白鵬)の3人を含む約380人がはさみを入れた。日馬富士からは「最高の時代だった」と声を掛けられ、宮城野親方からは四字熟語のようなモンゴルの言葉を贈られたという。

 朝青龍は、18年10月の日馬富士の断髪式以来、約5年ぶりに国技館の土俵に立った。「68代横綱・朝青龍明徳様」と場内アナウンスされ、金髪に金色の眼鏡姿で登場すると館内は大盛り上がり。「久々でうれしかった。緊張しましたね」。花道を引き揚げる時には両手を挙げて観客をあおってさらに盛り上げた。鶴竜親方からは、断髪式の招待状を直接手渡されたという。「モンゴルまであいさつしにちゃんと来てくれた。彼はよくできている。良い親方になると思いますよ」。後輩横綱の礼儀正しい振る舞いを称えた。

 鶴竜親方は整髪を終えてから土俵上でお礼のあいさつ。「同じ時代に戦ってきたライバルたちに感謝の気持ちを伝えたい」と、ともに時代を彩ってきた同世代の仲間たちへの思いを口にした。また、親方としての決意も表明。「相撲のおかげで今日の自分がいます。今度は恩返しするのが私の役目ですので、1日も早く協会の看板を背負って立っていく力士たちを育てていきたいと思います」。新大関に昇進したばかりの霧馬山改め霧島(27=陸奥部屋)を始め、さらなる後進の育成に尽力することを誓った。

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