女子100m障害で順位誤表示の大失態 福部真子“優勝”→4位「負けたのは分かっていたけど」涙止まらず

2023年06月03日 17:38

陸上

女子100m障害で順位誤表示の大失態 福部真子“優勝”→4位「負けたのは分かっていたけど」涙止まらず
<陸上日本選手権>女子100メートル障害決勝で、一度は1位と表示されるも優勝は寺田明日香と再度表示され、号泣する福部(右から2人目)(撮影・平嶋 理子) Photo By スポニチ
 【陸上・日本選手権第3日 ( 2023年6月3日    大阪・ヤンマースタジアム長居 )】 女子100メートル障害で、12秒73の日本記録を持つ福部真子(日本建設工業)が大粒の涙を流した。
 空前のハイレベルとなった決勝で、わずかにトップに届かずにフィニッシュ。だが、レース直後の電光掲示板には自身の優勝と表示されていた。「負けたのは分かっていたけど、電光掲示板を見て『えっ』という感じだった」と明かした。

 結果は12秒95で優勝した寺田明日香に0秒04及ばず4位。3位以内で決定だった世界選手権(ブダペスト)の代表入りもお預けに。「完敗です」と大粒の涙をこぼした。

 2年ぶり日本一の寺田も、優勝インタビューで開口一番、「選手もショックを受けちゃうので、しっかり見て判断していただけたらと思う」と苦言を呈した。

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