プロップに挑戦中のハラシリ “イシレリ”になる!ラグビー代表候補合宿 短期間で転向成功を

2023年06月28日 04:40

ラグビー

プロップに挑戦中のハラシリ “イシレリ”になる!ラグビー代表候補合宿 短期間で転向成功を
ディフェンスするために構えるサウマキ(左)とハラシリ(撮影・篠原岳夫) Photo By スポニチ
 ラグビー日本代表は27日、今秋のW杯フランス大会に向けて千葉県浦安市内で行っている強化合宿の第3クール2日目を報道陣に公開。本職No・8からプロップに挑戦中のシオネ・ハラシリ(23=横浜)は、19年大会で8強入りに貢献した中島イシレリ(33=神戸)のように短期間でポジション転向を成功させると誓った。
 FW第3列を主戦場とし、今季リーグワンはプレーオフを含めた全18試合出場のうちプロップは1試合のみ。だが、初の代表合宿となった今回は屈強な体格を買われ、左プロップでの招集。慣れない第1列で体をぶつける日々に「(役割が)全然違う。今が一番大変。疲れる」と悲鳴を上げた。注力点は「とにかくスクラム」で、FW担当の長谷川慎コーチ指導の下、技術習得に励んでいる。

 目指すは同じトンガ出身の中島だ。所属チームではNo・8ながら、代表では19年2月に左プロップへ転向し、その7カ月後のW杯で活躍。トンガ語と英語をまぜ合わせた造語で、歓喜の際に叫ぶ「イヤボイ」が話題となった。当時を知る長谷川コーチからは「間に合う」と太鼓判を押されたというハラシリ。「何でもいいからW杯に出たい」。フランスで歓喜のイヤボイを再現する。 

 ◇シオネ・ハラシリ 1999年10月15日生まれ、トンガ出身の23歳。友達に誘われ中学1年でラグビーを始めた。目黒学院高、日大を経て22年にリーグワンの横浜に入団。同年4月の東京ベイ戦で公式戦初出場。趣味はオンラインゲームのフォートナイト。野菜嫌いで好きな食べ物は豚の丸焼き。日本協会の公式発表サイズは1メートル80、120キロ。ポジションはプロップ/No・8。

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