【沼津巡業】新大関・豊昇龍が本格始動「休むわけにはいかない」若元春、錦木、豪ノ山を相手に11番

2023年07月30日 21:17

相撲

【沼津巡業】新大関・豊昇龍が本格始動「休むわけにはいかない」若元春、錦木、豪ノ山を相手に11番
ぶつかり稽古で豪ノ山(左)に胸を出す豊昇龍(撮影・前川 晋作) Photo By スポニチ
 大相撲夏巡業が30日、静岡・沼津市総合体育館で行われた。
 新大関・豊昇龍(24=立浪部屋)がこの日の稽古から本格始動し、11番の申し合い稽古を行った。初優勝と大関昇進を決めて涙を流した名古屋場所千秋楽からちょうど1週間。「休むわけにはいかないので」と早くも秋場所(9月10日、東京・両国国技館)へ向けての準備を進めた。

 相手に指名したのは、関脇・若元春(29=荒汐部屋)、幕内・錦木(32=伊勢ノ海部屋)、豪ノ山(25=武隈部屋)の3人。連続で計11番取り、若元春に3戦全勝、錦木に4戦全勝、豪ノ山に2勝2敗だった。錦木には「先場所負けたから」としっかり対策を練る狙いがあったよう。新入幕で2桁勝利を挙げた豪ノ山には馬力で持って行かれる場面もあり「良いんじゃないですか。いずれ上位に上がってくるので楽しみ」と期待を込めて評価した。

 申し合いでは、負けても連続で取り続ける“大関仕様”を初めて経験。「新大関と言われて相撲を取るのが気持ち良かった」と笑顔を見せた。場所前から多くの注目を浴び、場所後の昇進伝達式まで激動だったこの1カ月。この日から稽古を再開したものの「めっちゃ忙しかった。ちょっと休ませて」と苦笑いしていた。

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