【陸上】相沢晃「強い自分取り戻す」右足負傷経て3度目V挑戦 10日に日本選手権1万m

2023年12月09日 15:29

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【陸上】相沢晃「強い自分取り戻す」右足負傷経て3度目V挑戦 10日に日本選手権1万m
日本選手権1万メートルの前日会見に出席した相沢(左)、五島 Photo By スポニチ
 来夏のパリ五輪選考会を兼ねた陸上日本選手権1万メートル(東京・国立競技場)の前日会見が9日、都内で行われた。
 男子で日本記録保持者の相沢晃(旭化成)は昨年7月に右足の後脛骨(けいこつ)筋を痛めた影響で「1年半ぶり」の1万メートルのレースとなる。今年2月まで全く走れない中でも、ウエートトレーニングや水泳、バイクなどで補強。「故障から今までやってきたことを出せば、ラストの競り合いでも勝てるという気持ちで臨みたい」と話した。

 今大会はパリ五輪参加標準記録の27分0秒00を突破した上で優勝した選手が即時内定。3度目の優勝が懸かる相沢は「26分台は正直、今の自分には難しい。目指してないのでなく、現状ではできない。来年以降出せるように、まずは日本記録(27分18秒75)を更新して強い自分を取り戻す。新しい自分をつくりたい」と意気込みを語った。

 女子のパリ五輪参加標準記録は30分40秒00。世界選手権7位入賞の広中璃梨佳(日本郵政グループ)は同記録突破で内定、それ以外の選手はその上で優勝が条件となる。五島莉乃(資生堂)は「1つ1つステップアップしてパリにつながるようにしたい。(参加標準を)目標としているけど、今の自分の実力を発揮できるようにしたい」と冷静に語った。

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