来秋開幕バレーSVリーグ V1全クラブが申請

2023年12月20日 17:56

バレーボール

 バレーボールVリーグは20日の理事会後にオンラインで会見を開き、来年秋開幕の新リーグSVリーグ参戦に必要なクラブライセンスの申請状況を発表した。
 申請は11月30日に締め切られ、現行のVリーグ57クラブのうち男子14クラブ、女子15クラブ合計29クラブから申請があり、V1は男子10、女子12の全クラブが申請した。今後審査を進め、来年3月と4月の理事会で交付クラブを決定する。

 大河正明副会長は「(申請数は)妥当な数字だと思う。V1の中で“SVには行かなくていい”というクラブがあるのではと危惧していたが、各クラブが動き出そうとしているのはうれしい。特に男子のV1の10クラブは積極的だと感じる。マックス16チームまでは増やすことになるので、少し余裕を残している」と話した。

 SVリーグは偶数チームで実施することも決まった。ライセンス交付クラブが奇数となった場合「入場者数、売り上げ見通し、チーム力などを総合的に判断して偶数にする」(大河副会長)。SVリーグに参戦できないクラブは準加盟となり、下部リーグにあたる新Vリーグで戦う。

 SVリーグの外国籍選手のオン・ザ・コートルール(同時にコートに立てる人数)についても発表された。

 現行のVリーグでは外国籍選手枠1人、アジア枠1人だが、SVリーグでは外国籍選手枠2人、アジア枠1人に拡大し、27~28年シーズン以降は外国籍選手枠3人、アジア枠1人となる。

 また、アジア提携国枠を新設し、採用された国(現在交渉中)の選手は日本人と同等の扱いで出場可能とすることも決まった。

 大河副会長は「SVリーグは2030年に世界最高峰リーグになるビジョンを掲げている。外国籍選手と戦うことで日常を世界基準に上げていこうということで3人に増やした」と枠拡大の理由を説明した。

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