照ノ富士が7日目から休場 平幕に3連敗で膝や腰の状態悪化か…優勝した先場所の疲労で調整不足も

2024年03月16日 08:56

相撲

照ノ富士が7日目から休場 平幕に3連敗で膝や腰の状態悪化か…優勝した先場所の疲労で調整不足も
横綱・照ノ富士 Photo By スポニチ
 【大相撲春場所7日目 ( 2024年3月16日    エディオンアリーナ大阪 )】 日本相撲協会は16日、横綱・照ノ富士(32=伊勢ケ浜部屋)が7日目から休場すると発表した。
 照ノ富士は4日目に明生(28=立浪部屋)、5日目に王鵬(24=大嶽部屋)、6日目に隆の勝(29=常盤山部屋)に敗れて3日連続の金星を配給し、ここまで2勝4敗。連敗中は報道陣の取材に応じず無言を貫いていた。

 横綱が6日目まで出場して4敗するのは1966年九州場所の栃ノ海以来58年ぶり。1場所15日制が定着した1949年夏場所以降では4例しかない不名誉な記録だった。その過去4例はいずれも7日目に出場せず休場または引退。休場が避けられない状況とみられていた照ノ富士も、無念の休場に踏み切った。

 場所前に実戦稽古を開始したのは3月に入ってから。自身9度目の優勝を果たした初場所の疲労がなかなか抜けず、始動が遅れていた。今月6日に時津風部屋へ出稽古した時には腰の状態を少し気にする様子も見せており、出場可否を問われると「出るに決まっている。出られるなら出たい」と話していた。

 照ノ富士の休場は昨年九州場所以来、自身20度目。7日目の対戦予定だった翔猿(31=追手風部屋)は不戦勝となる。

この記事のフォト

おすすめテーマ

2024年03月16日のニュース

特集

スポーツのランキング

【楽天】オススメアイテム