小祝さくらが68で首位浮上「調子がよろしくない」ロブショットでバーディー奪取

2024年03月16日 18:35

ゴルフ

小祝さくらが68で首位浮上「調子がよろしくない」ロブショットでバーディー奪取
<Vポイント×ENEOS ゴルフトーナメント 第2日> 1番でティーショットを放つ小祝さくら  (撮影・成瀬 徹) Photo By スポニチ
 【女子ゴルフツアー Vポイント×ENEOS第2日 ( 2024年3月16日    鹿児島県 鹿児島高牧CC=6456ヤード、パー72 )】 第2ラウンドが行われ、9位から出た小祝さくら(25=ニトリ)がボギーなしの4バーディー、68で回り、通算7アンダーで竹田麗央(20=ヤマエグループHD)、鈴木愛(29=セールスフォース)と並んで首位に立った。鈴木愛が優勝した前週の明治安田レディースに続き2試合連続で最終日最終組が同じ顔ぶれとなった。
 17番パー3でグリーン右手前から高く上げるロブショットでのアプローチは、小祝の想定よりもキャリーが出てしまった。「全然イメージ通りじゃなかった(笑い)」。しかしこの一打はワンバウンドでカップに吸い込まれる。「最近ロブの調子がよろしくなくて、イメージがあまり湧かない状態です…」と語る中で、この日4つ目のバーディーを奪って首位に並んだ。

 前週の明治安田レディースでは2位から出た最終日に72と伸ばせず、今季初優勝はお預けとなった。悔しさを自身の中で受け入れた上で、同じ最終組で回った仲の良い後退の竹田と試合後に空港で食事をして「今日1日つかれたね~」と話したという。奇しくも、前週優勝した鈴木と竹田と同じ3人での2週連続最終日最終組となった。

 早くも訪れたリベンジの機会。25歳は「早速来たみたいな感じですけど…。お二人とも良いプレーをしていて、自分も負けじとついて行けるように頑張りたい」と小祝らしくマイペースに語る。もちろん、ここまで9勝を重ねてきた実力者。報道陣からの「同じ人に目の前で2週連続で負けるのは嫌なのでは?」との問いには、「そうですね、悔しさはあったりしますが自分の実力なので。今週はリベンジできるように頑張りたいです」とも言った。節目の10勝目を今度こそつかみ取る。

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