渡辺雄太「次決めたチームで引退したいぐらい」 米再挑戦は「考えていない」「長くプレーできたら」

2024年04月21日 19:16

バスケット

渡辺雄太「次決めたチームで引退したいぐらい」 米再挑戦は「考えていない」「長くプレーできたら」
渡辺雄太 Photo By スポニチ
 NBAで6季目のシーズンを終えた渡辺雄太(29)が21日、都内で日本復帰会見を行った。
 渡辺は冒頭「日本時間の土曜朝、僕のSNSを通して、この度アメリカ生活にピリオドを打つことにして日本に帰ってくることを決めました」とあいさつ。

 会見の中で、今後日本を経て他国でプレーする可能性を聞かれ「今の感情では次決めたチームで引退したいぐらいで現状は思っている。現状の話で言うと、一度日本でプレーしてまたアメリカに挑戦することも考えていないですし、また他の国にいってやることも考えてなくて、日本の次契約するチームで長くプレーできたらと思っています」と述べた。

 前日20日には自身のSNSでライブ配信し、来季のBリーグ入りを表明。既に20近いクラブが獲得に興味を示しているといい、争奪戦が繰り広げられることは必至だ。Bリーグ入りを決断した理由を「シンプルにバスケットが大好きだから。試合に出たい」と説明していた。

 今季は2年契約を結んだサンズでシーズンをスタートしたが、出場機会を伸ばせず、今年2月にトレードで18~19年以来となるグリズリーズに復帰。3月1日の試合を最後に手首の負傷で離脱し、終盤は「個人的な理由」でコートに立たず、22試合連続欠場でシーズンを終えた。ライブ配信で「個人的な理由」については「メンタル的なことでお休みをもらってました」と明かしていたが、現状は「メンタルは凄く回復しているし、五輪があるということで練習はずっとやっていた。体の調子としてはむしろいい」と説明していた。

 ◇渡辺 雄太(わたなべ・ゆうた)1994年(平6)10月13日生まれ、香川県出身の29歳。香川・尽誠学園高時代に全国選手権で11年から2年連続準優勝。米ジョージ・ワシントン大を経て18年にグリズリーズと契約し、日本人2人目のNBA公式戦出場を果たした。21年東京五輪では日本代表の主将を務めた。妻はフリーアナウンサーの久慈暁子。身長2メートル6、98キロ。ポジションはスモールフォワード。

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