【レスリング】清岡幸大郎「次に向けて」視線はすでにパリへ 五輪アジア予選から帰国

2024年04月21日 12:30

レスリング

【レスリング】清岡幸大郎「次に向けて」視線はすでにパリへ 五輪アジア予選から帰国
パリ五輪のアジア予選で出場権を獲得し、成田空港に帰国した清岡幸大郎 Photo By スポニチ
 レスリングのパリ五輪アジア予選(キルギス・ビシケク)で出場権を獲得して代表に内定した男子フリースタイル65キロ級の清岡幸大郎(23=三恵海運)が21日、成田空港に帰国。「実感が湧いていない。常にパリ五輪で金メダルを獲る選手だと思って練習に取り組んでいるので、次に向けてまた頑張らないといけないなという気持ちがすぐに出てきた」と語った。
 昨年12月の全日本選手権では21年東京五輪金メダリストの乙黒拓斗を破って予選出場権を獲得した清岡は、初戦で第1シードのタジキスタン選手を破るなど、強敵を撃破。「(初戦は)グランドが得意だが、決めきれずに後半はバテてしまった」と反省も、「(その後の試合は)何をしてきても怖くなかった」と実力を発揮した。

 高知出身で女子57キロ級代表の桜井つぐみの父・優史氏が立ち上げた高知クラブの1期生。桜井とは幼少期から切磋琢磨してきた間柄で、「つぐみが先に五輪を決めて負けていられないという気持ちだった」と悔しさを原動力に変えた。代表決定後には連絡を取り合い、「“次はパリで金だね”って言ってました」と2人そろっての獲得を誓い合ったという。

 これでレスリングの五輪代表は高知出身の清岡と桜井、香川出身の男子グレコローマンスタイル77キロ級の日下尚が内定。“チーム四国”が存在感を発揮しており、きょう21日に予選が行われる男子グレコローマンスタイル67キロ級で愛媛出身の曽我部京太郎に向けても「(権利を)必ず勝ち取ってくれると思う」とエールを贈った。

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