石川遼が66で暫定首位発進 桂川有人、杉浦悠太との注目組にギャラリー集結「もっと盛り上がれば」

2024年05月02日 14:54

ゴルフ

石川遼が66で暫定首位発進 桂川有人、杉浦悠太との注目組にギャラリー集結「もっと盛り上がれば」
初日好発進を決めた石川遼 Photo By スポニチ
 【男子ゴルフツアー 中日クラウンズ第1日 ( 2024年5月2日    愛知県・名古屋GC和合C=6557ヤード、パー70 )】 10年大会覇者の石川遼(32=CASIO)は5バーディー、1ボギーの66をマークし、4アンダーで暫定首位発進を決めた。
 好相性の和合で最高のスタートを切った。インスタートの12番で3メートルを沈めてバーディー先行。前半は2つスコアを伸ばして折り返した。後半に入り4番で初めてのボギーを叩くも、5、6番で連続バーディーを奪いバウンスバック。最終9番ではスライスライン3メートルをジャストタッチで沈めた。

 「先週の反省っていうのが自分の中では絞れていたので、それに費やしてやってきて非常に思った方向には修正できている」

 前週のISPSハンダ欧州・日本トーナメントは予選落ちに終わったが、大会後はスイングを修正。20年から着手する大幅なスイング改造は理想に近づき、手応えを感じる中で「やっていることはずっと変わらない。手の動きとかシャフトの動きを意識しているんですけど、少し良くなってきたことによって意識レベルが弱まっているのでしっかり締めていかないといけない時がある」と意識する部分の動きを入念にチェックし、今大会を迎えた。

 この日は、前週欧州Vの桂川有人と杉浦悠太という地元・愛知出身の2人と同組でプレーした。平日にもかかわらず、多くのギャラリーが注目組に集結。石川は「きょう祝日なんですか?あしたから祝日なのか」と驚きつつも、「本当に感謝しかないし、本当にうれしいです。男子ツアーがもっと盛り上がってくれば、まだまだたくさんの方に見に来ていただけるんじゃないかなと思います」と目を細めた。

 10年大会は当時世界最少スコアとなる58をマークし、首位と6打差をひっくり返して逆転V。昨年は同一大会2年連続のエースを達成した。数々のミラクルを起こしてきた舞台、名門・和合で今年も大会を盛り上げる。

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