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幕下付け出しの石崎涼馬「雰囲気に飲まれないように」デビュー戦を前に所作を練習「相当緊張すると思う」

2024年07月12日 16:20

相撲

幕下付け出しの石崎涼馬「雰囲気に飲まれないように」デビュー戦を前に所作を練習「相当緊張すると思う」
稽古後、朝白龍(左)の指導を受けて所作を練習する石崎涼馬(撮影・前川 晋作) Photo By スポニチ
 昨年の全日本選手権3位の実績を持ち、大相撲名古屋場所(14日初日、愛知・ドルフィンズアリーナ)で幕下最下位格付け出しデビューする日体大出身の石崎涼馬(23=高砂部屋、しこ名は「石崎」)が12日、愛知県蟹江町の高砂部屋で調整稽古を行った。
 稽古後には、兄弟子の幕下・朝白龍(25)に丁寧に指導されながら土俵上での所作を練習。2日後に迫った初土俵を前にしっかり予習し「相当緊張すると思うので、雰囲気に飲まれないようにしたい」と気持ちを高めた。

 この日は取組編成会議が開かれ、初日の取組が決定。デビュー戦の相手は西幕下60枚目の大飛翔(20=追手風部屋)に決まった。同じく幕下付け出しで日大出身の川渕一意(22=木瀬部屋、しこ名は「一意」)も同時に初土俵を踏む。ともに白星を重ねていけば4番相撲あたりで直接対決が組まれる可能性が高く「とりあえずそこまで行きたいですね。川渕は勝ってくると思うので」と全勝同士での対戦を見据えた。

 デビュー場所の目標は「まずは勝ち越しですね。とりあえず(大相撲の土俵に)慣れるように」と控えめ。兄の十両・朝紅龍(25)からは「普通にやれば勝てるんじゃないですか。とりあえず今場所の最低ラインは勝ち越し」とエールを送られ、幕下・朝白龍からは「最低でも6―1かな。俺も初めて幕下上がった時(昨年秋場所)6―1だったから」と少し厳しめの“指令”を受けていた。

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