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小平智 日本で再出発!1打差5位の好発進「やるからにはいつも1番」小平節も復活

2024年07月12日 04:00

ゴルフ

小平智 日本で再出発!1打差5位の好発進「やるからにはいつも1番」小平節も復活
 第1日、10番でティーショットを放つ小平智。6アンダーで5位=ザ・ノースカントリーGC Photo By 共同
 【男子ゴルフツアー 長嶋茂雄招待セガサミー・カップ第1日 ( 2024年7月11日    北海道 ザ・ノースカントリーGC(7178ヤード、パー72) )】 米下部ツアーを主戦場としていた小平智(34=Admiral)が、6アンダーの66で回り、首位に1打差の5位と好スタートを切った。嘉数光倫(34=エナジック)ら4人が首位に並んでいる。石川遼(32=CASIO)は72の88位と大きく出遅れた。前週の日本プロで優勝した杉浦悠太(22=フリー)は右肘痛のためスタート前に欠場となった。
 再スタートを切った日本で最高の滑り出しを見せた。今大会が約1カ月ぶりの実戦だった小平が1打差の5位でフィニッシュ。最終9番パー5で第2打をグリーンの左カラーまで運び、パターで15メートルから30センチに寄せバーディーで締めくくった。

 「いろいろ納得いかないところはありますが、このスコアで回れたことには合格点をあげていいと思います」。米ツアーのシード復活を狙った今季は、欧米両ツアー計4試合に出ていずれも予選落ち。米下部ツアーでも3試合連続で予選落ちと結果を出せず、6月に帰国して立て直しを図っている最中だった。

 前日は仲の良い岩田にアプローチを教えてもらった。「米国でアプローチの感覚が良くなかったので教えてもらいました」。この日はその岩田、石川と同組でプレー。「寛さんと回れるのは楽しかった。自分の成長を見せられるのも凄くうれしかった」。日本では18年の日本シリーズを最後に優勝から遠ざかっているが「やるからにはいつも1番を狙っている」と小平らしい強気なセリフも戻ってきた。 (大渕 英輔)

《遼大きく出遅れ88位…「距離感合わなかった」》
 ○…大会2勝を誇る石川が88位と想定外の出遅れだ。「全体的にアイアンの距離感が合わなかった」。序盤からボギーが先行する苦しいラウンド。5番パー4ではワンオンを狙ったティーショットを池に入れボギー。痛いミスで自らブレーキをかけてしまった。「明日があるので巻き返せるように頑張ります」。2年ぶりのツアーVを果たしてからの2週連続予選落ちは何としても避けたいところだ。

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